David Lynch in “Curtain’s Up”, by Stella McCartney

デヴィッド・リンチをフィーチャした超越瞑想の実践と映画製作を讃えるショートフィルム「Curtains Up」が公開された。


ロサンゼルスを拠点とするフィルムメーカーのオースティン・リンチとアーティストのケース・シモンズによるクリエイティブ・スタジオ テタテット(Tete-a-Tete)による同フィルムは、デヴィッド・リンチ財団が展開する慈善事業への支援を目指したもので、健康、認知能力、生活全般の質を向上させるために、論拠に基づいた超越瞑想プログラムの実践を促進することによって、外的影響を受けるリスクを抱えた人々のトラウマや毒性ストレスに対する予防及び根絶することの手助けを目的としている。


デヴィッド・リンチは1973年に超越瞑想を始めて以来、今日まで毎日実践しているそう。今回のパワフルでシネマティックなショートフィルムは、彼の成功に貢献したテクニックにスポットを当てている。2006年に発売されたデヴィッド・リンチの著書「Catching the Big Fish – 大きな魚を捕まえよう」からインスピレーションを受け、最先端のCG画像やプロジェクションフィルム、リンチ本人によるナレーションを組み合わせることにより、「Curtains Up」はいかにその手法が創造的プロセスの一部であるかを表現している。


「内に潜り込むと、自己と真の幸福がそこにあります。純粋で巨大、無限な海のように広がっているのです。それはまさに至福です。肉体的、感情的、精神的、そしてスピリチャルな幸福は、内から芽生え始めるのです。」と語るデヴィッド・リンチ

このフィルムは、今月初めに発表されたアシュトン・サンダース主演の2018年秋冬メンズコレクション フィルムに続き、ステラ・マッカートニーとテタテットのコラボレーション第2弾となっている。ステラは、家庭内暴力や性的虐待の被害者である女性に超越瞑想を教えるデヴィッド・リンチ財団「女性のイニシアティブ」による女性のための人道的活動において、今年5月に表彰された。