GUCCI FW 2016 FILM IN TOKYO

日本で撮影された「グッチ」の2016年秋冬広告キャンペーンが、公開1日前に世界初のお披露目を東京で開催し、翌日の今日7月1日には、世界同時公開となり話題となっている。

Tokyo provides the setting for Gucci’s F/W campaign, the film of which was previewed at a dinner in Tokyo this past week.

フォトグラファー・グレン・ルッチフォードによって撮影された2016年秋冬広告ビジュアルは、昨シーズン、ドイツ・ベルリンで撮り下ろされた快楽主義的奔放さを極めたグッチに続き、エキセントリックなサブカルチャーに満ちた東京にフォーカスをしたのはごく自然なことだと語るミケーレ。ベルリンが無骨さとロマンティックがぶつかり合う街であるのに対し、伝統的なものとハイパーモダンが動的に集まるという大胆な個性を放っているのが東京。パチンコ店でのシャボン玉や新宿のネオン街を走り回るデコトラ、なんだか映画のとあるシーンでも観ている気分だ。

Following on from Berlin and Los Angeles, Tokyo is the third city in the series chosen by Gucci Creative Director Alessandro Michele to be photographed by Glen Luchford. Models Petra Collins, Sofia Friesen, Lia Pavlova, Polina Oganicheva, Mae Lapres, Jack Chambers, Christopher Paskowski, Joep Van de Sande and Yan Kumra take in cherry blossoms, pachinko, dekotora’s and Shibuya crossing in the stills and full Directors cut above.

グッチを身に纏ったモデルたちは東京の混沌とした光と音の渦に身を任せつつ、あてもなくネオン街からパチンコ店へと気ままにさまよう様子がみられる。伝統とモダン、そして静けさとカオスが入り混じり活気のあるこの街は、五感にサイケデリックな刺激を与え、その中でグッチ・クリエイティブ・ ディレクター アレッサンドロ・ミケーレのクリエイションが美しく共鳴する。