Juergen Teller “TELLER GA KAERU” Curated by Francesco Bonami

約25年ぶりとなる日本での個展、フランチェスコ・ボナミ キュレーションによるユルゲン・テラー「テラー ガ カエル」展が、2月4日よりBLUM & POEで開催。

Juergen Teller「テラー ガ カエル」Curated by Francesco Bonami

皿上のカエルをモチーフにした新作シリーズ、キュレーターのフランチェスコ・ボナミは、本展についてこう語っている「『むかしむかし、ある国のとある郊外あたりに、カエルを食べない人々がいました。そこでは、人々はカエルとキスをし、カエルと愛を交わしていました』この展覧会を、カエルたちが鑑賞者のように、ゴリラと紳士、キツネと婦人、ロバと男といった3人の作品中の登場人物を眺める場とするならば、テラーによるおとぎ話の書き出しはこのように始まるだろう。彼のすごさは、ただイメージによってシンプルなストーリーを伝えるところにあるのではなく、カリスマ的で気難しい写真家のウィリアム・エグルストン、この世のものとは思えない女神のような女優のシャーロット・ランプリング、そして野人のようなユルゲン・テラー本人、といった普通じゃない人物たちを魔法が解けてしまったのかのように普通の人物に変えてしまう手腕に、実はある。この展覧会は、カエルたちと、動物界の相棒を連れた3人の人物との対話と邂逅として成立しているのだ」

Juergen Teller「テラー ガ カエル」Curated by Francesco Bonami
日程:2017年2月4日〜4月1日
時間:18:00 – 20:00
会場:BLUM & POE