LOEWE SALONE DEL MOBILE 2018 COLLECTION

世界中から厳選された様々なクラフト技術、「ロエベ」が第58回サローネ・デル・モビールにてブランケットやタベストリー、トートバックのコレクションを展示。

On the occasion of the Salone Del Mobile LOEWE presents a comprehensive collection of blankets, tapestries and tote bags in LOEWE’s Milan boutique.

サローネ・デル・モビールは、毎年4月イタリア・ミラノで開催される界最大規模のデザイン・ウィーク。様々な地域から集められたイメージを落とし込み、特別に制作された大型のタペストリー、手作業の繊維製造方法の多様性と豊かさ、伝統的な職人技と最新のデジタル手法を融合など、昨秋パリで行われたロエベ2018春夏ウィメンズ・コレクション会場にも展示され、ランウェイ上でも今回のサローネでのプロジェクトの一部を垣間見せる要素として「アンデス」モチーフのトートを着用したモデルが登場。

ファブリックをこよなく愛するクリエイティブ・ディレクター ジョナサン・アンダーソンは、今年のサローネへ参加にあたり、目標を実現するため、コラボレーションをするための職人を求めてヨーロッパ、アジア、アフリカ、そして南米の田舎にまで足を運び、伝統と近代性を繋ぐ様々なタイプの織物製造手法と出会ったのだ。それぞれの土地における文化的伝統や、世代を超えて受け継がれるユニークなサヴォアフェールに裏付けられた、唯一無二の多様なクラフト技術を網羅するコレクションが誕生。

This landmark project that took over a year to develop showcases the best craftsmanship in the world. LOEWE joined forces with over a 100 ateliers on 4 continents – knitters, dyers, embroiderers and other artisans that excel at their craft, all selected for their unique contribution to keeping age-old one-of-a-kind skills alive.

インドの手縫いのリボン刺繍を使ったブランケットやトートバック、日本製の最高級生地と、古くから伝わるボロ布の技法を用いて日本の工房で作られたアイテム、見事な手塗りのシルク製タペンストリーといった優れた工房のプリント職人、刺繍職人、編物職人、そして織物職人たちとのコラボレーションによって生み出された伝統工芸。また、ロエベのスペイン工房で製造された各トートバックは、サローネ・デル・モビールの開催期間中は、ロエベのミラノ店で販売されており、2018年10月よる世界中のロエベ一部店舗にて販売を予定している(サローネでのロエベのプロジェクトによる利益は、中南米およびアフリカのマイノリティー集団における女性の教育促進に取り組んでいる慈善団体や、世界中の伝統工芸に寄付される)。

The eclectic selection applies both age-old tradition such as the Japanese ‘boro’ technique, African patchwork from Togo and Senegal, Indian ribbon embroidery, and new experimental craft transformed as contemporary décor with blankets adorned with safety pin appliqué, needle punch leopard spots, Spanish shearling intarsia, and black and white portrait photography printed on feathers.

The profits of the full project will be donated to charities promoting women education in minority communities and traditional craft around the world.